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雨の日・霧の日の運転で意識したいこと

秋から冬にかけては、冷たい雨や朝晩の霧で視界と路面の条件が変わりやすくなります。大きな車体のトラックが、雨や霧の中で安全に走るために意識したいポイントをまとめました。

秋が深まると、冷たい雨の日や、朝晩に霧が出る日が増えてきます。晴れた日と同じ道でも、雨や霧の中では見え方も止まり方も変わります。車体が大きく重いトラックは、その影響をより強く受けます。この記事では、雨の日・霧の日の運転で意識したいことをまとめました。

雨の日は「止まるまでの距離」が伸びる

濡れた路面では、タイヤと路面の間の摩擦が小さくなり、ブレーキを踏んでから止まるまでの距離が長くなります。荷物を積んだトラックは重さがあるぶん、さらに止まりにくくなります。

  • いつもより速度を落とし、前の車との車間距離を広めにとる
  • 急ブレーキ・急ハンドルを避け、早めにゆっくり減速する
  • マンホールのふたや白線、橋の継ぎ目は特に滑りやすいので、上でブレーキを踏まない

水たまりとハイドロプレーニング

速い速度で深い水たまりに入ると、タイヤが水の上に浮いたようになり、ハンドルやブレーキが効きにくくなることがあります。これをハイドロプレーニング現象といいます。溝が浅いタイヤほど起こりやすいため、日ごろのタイヤ点検が雨の日の安全につながります。水しぶきで歩行者や自転車に水をかけないよう、水たまりの近くでは速度を落とす気配りも大切です。

霧の日は「見る」と「見せる」

霧が出ると、前の車や信号、道路の白線が見えにくくなります。自分が見えにくいときは、周りからも自分の車が見えにくくなっています。

  • 昼間でもライトを点け、周りに自分の存在を知らせる
  • ハイビームは霧に反射してかえって見えにくくなることがあるため、ロービームを基本にする
  • 白線やガードレールを目安に、速度を落として走る
  • 視界がほとんどない場合は、無理に進まず、安全な場所で霧が晴れるのを待つ判断も必要です

出発前の準備で差がつく

雨や霧の日の運転は、走り出す前の準備で大きく変わります。

  1. ワイパーのゴムが劣化して拭きムラが出ていないか確かめる
  2. ウォッシャー液を補充しておく
  3. ガラスの曇りを取るデフロスターやエアコンの効きを確かめる
  4. ライト類がすべて点くか、レンズが汚れていないかを見る
  5. 天気予報と道路情報を確認し、時間に余裕をもった計画にする

荷主の方にとっても、悪天候の日は到着が予定より遅れる可能性があります。事前に連絡の取り方を決めておくと、当日のやり取りがスムーズです。

なお、交通ルールや運行に関する決まりは変わることがあります。最新の情報は国土交通省や警察庁などの公式情報で確認してください。

まとめ

雨や霧の日は、速度を落とすこと、距離をとること、周りに自分を見せることが基本です。そして、その土台になるのが毎日の準備です。ユウセイ商事では、出発前の車両点検とアルコールチェック・血圧測定に加えて、毎月の安全運転会議で事故事例の共有やKYT(危険予知トレーニング)を行っています。天気が悪い日も一便ずつ確実に届けるための取り組みは、安全への取り組みのページで紹介しています。

この記事は、ユウセイ商事株式会社が運送業に関する一般的な情報としてまとめたものです。

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